ウォームビア容疑者の件から日本帝國主義体制の本気度を測る

 ついに日本帝國主義体制東京都知事の小池百合子逆徒が豊洲新市場への移転容認に追い込まれました。思い出したのが日本帝國民主党政権時代に八ッ場ダム建設中止を目玉公約に掲げていながら官僚の圧力に敗れて公約撤回に追い込まれた件です。過去の悪政を追認して日本帝國自民党政治と同等の立場に堕落した同様の経緯を見るにつけ、民意を背景に組織トップに選ばれたところで、既得権益をガチガチに固めている組織の壁の厚さに阻まれるという構造を前提にして政治を動かす必要があるということになります。その意味では政治トップに選出される過程も重要な意味を持つといえます。日本帝國自民党政権と同等の思想を持つ小池百合子逆徒では、しょせんは日本帝國自民党と同等の政治しかできないのは至極自然なことでもあるのです。

 さて、オット・フレデリック・ウォームビア容疑者が死亡した件について、アメリカ合衆国帝國主義体制が過剰なまでの大騒動を起こし、とんでもない対朝鮮民主主義人民共和国非難扇動に走っていることは昨日にも触れました。思えば、今年、ドナルド・トランプ逆徒政権がシリア・アラブ共和国に単独攻撃を仕掛けたのはシリアの一般市民に対する化学兵器攻撃をでっち上げてのものでしたが、今回のケースはアメリカ帝國主義体制籍自国民の問題だけにより強い反発が働くことになるはずです。とはいえ、実際に行動を仕掛けられるかとなればどうしても中華人民共和国やロシア連邦を敵に回す覚悟が求められるので、なかなか条件としては厳しいものがあります。本来シリアの件よりも強い怒りが持ち上がりそうな事案で実際に行動が起こせないとなれば、朝鮮共和国の主張の正しさがより鮮明になって当然となるわけです。
 ところで、この件を受けて、日本人が中国で多数拘束されているのはどうなるのか?という問題が持ち上がっても本来ならばおかしくないところです。しかし、日本帝國主義体制は中国に対して邦人の安全確保とか拘束行為に対する批判とかはしているものの、本気での奪還に動こうとする意志はまるでありません。それは、当然中国の主権に対する侵害をヘタにできない事情もありますが、それに加えて日本帝國主義社会が本気で奪還するだけの意志を持っているのかどうかが疑念視されても仕方ない側面もあるからです。というのも、中国に自由意志で入国して中国の法を犯したのだから中国の法で裁かれても仕方ないと日本国内からみなす向きがどうしても根強く、それに加えて中国に自由意志で入るような人間は日本帝國主義思想にとって都合の悪い人物であるという考え方が輪をかけるのです。中国の法は野蛮だとか批判することのできない日本帝國主義社会全体の野蛮さがこの種の事案に対する日本人解放への足かせになってしまう、となるわけです。
 では、自由意志で入国したわけではない例の「拉致事件」云々の件についてはどうかといえば、これも日本帝國主義思想にとって都合の悪い人物を徹底排除する体質が足かせになっています。何しろ、「拉致被害者」当事者である蓮池さんを追放したことにより、「拉致事件」解決扇動の本性は、真摯な日本人解放を求める思想ではなく、一部の日本帝國主義思想にとって都合の良い人物だけを解放せよという思想と評価されることになります。これが、アメリカ帝國主義社会がウォームビア容疑者の件で大きな怒りを発する本気度とは一線を画するしかなくなることにもつながります。朝鮮共和国に自由意志で入国したウォームビア容疑者はアメリカ帝國主義体制にとってみれば都合の悪い人物であるでしょうが、それでも自国民保護に対して本気度を見せるのがアメリカ帝國主義社会の怒りにつながります。一方で同じようなことが日本人に対して行われた場合、日本帝國主義社会では「北朝鮮に自由意志で入るような人間など助ける必要がない」との世論が高まる傾向にあります。現に朝鮮共和国との人権交渉において日本帝國主義体制側から日本人妻問題については本気の交渉をしようとする向きが見られないのも、日本帝國主義体制にとって本気で解放を求める必要もないと突き放す思想が根強いからに他なりません。
 このような日本帝國主義社会の特性を考えた場合、朝鮮共和国が自由意志で入国した日本人旅行者を拘束するだけの価値はないと判断しても不思議ではないわけです。日本帝國主義思想に見合った日本人であればそもそも朝鮮共和国に自由意志で入国するはずはないというのも朝鮮共和国はわかっています。むろん、「拉致被害者」云々の件に加えて人民拉致裁判(裁判員裁判)対象事案の罪状をでっち上げられて朝鮮共和国に渡航した男性たちについては、日本帝國主義体制が侵略して強奪する可能性を朝鮮共和国は十分認識しています。朝鮮共和国にとって日本帝國主義体制は人権問題において本気で交渉する価値がないとみなされても仕方ないとしか言いようがありません。

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