日本帝國希望の党の大罪

 ツイッターで「衆院選岩手」なる言葉がトレンド入りしていたので、てっきり小沢一郎氏が苦戦している状況なのかと思って詳細を見てみると、逆に相手陣営がオウンゴールを放っていたようです。これは、岩手県一関市での個人演説会にて、日本帝國主義体制自民党参議院議員が応援演説のつもりで「相手候補に投票する人は頭がおかしい」などとのとんでもない特大型妄言を言い放ったことです。この日本帝國自民党参議院議員は過去にも「日本は51番目のアメリカの州」などとの自国独立否定発言を働いた過去もあり、国会議員としての適格性にも疑問符がつけられています。問題は、この種の異常な発言を平気で働く人物が日本帝國自民党のみならず、日本帝國極右反動思想政党からの候補者に多く見られることです。このような発言を擁護、あるいは無批判的にスルーしてしまう日本の民心レベルから問われねばならないというものです。このような発言が平気でまかり通り、日本の民心もこの種の暴言を容認する先に行き着くのは、日本帝國大阪地裁でのアスペルガー症候群男性に対する人民拉致裁判(裁判員裁判)における障碍者差別思想判決だとか、最悪が昨年の神奈川県相模原市での障碍者大量虐殺事件となるのです。

 さて、日本帝國主義体制衆議院総選挙を明後日に控えて、最終盤の議席獲得予測も各日本帝國メディアから出てきています。一方で、積極的な投票を呼び掛けていながら、当日はとんでもない荒天が予想される地方もあり、災害が起きてもおかしくない位の荒天という理由にて気象特別警報が出るレベルに達する可能性まで出てきています。当日は積極的な投票行動と、まずは身の安全を確保すべきという二律背反の呼びかけをしなければならない事態にまで至ることも考えられ、そうならないよう、期日前投票の積極的活用を促すような姿勢も見られます。無党派層の積極的投票が党勢を上げるのに重要な勢力にとっても大変不利な条件になってくる可能性があります。
 そんな日本帝國衆議院総選挙ですが、「与党で300議席」(一部では自民単独300かともいわれるが、その予測は他社との比較で飛びぬけて突出していた)「希望苦戦」「立憲勢い増す」といった傾向が続いています。今回は日本帝國希望の党が突然立ち上がり気勢を上げながら、一つの特大型失言で一気に衰退しそうな雲行きがクローズアップされています。その日本帝國希望の党の失速を象徴するかのような情勢調査結果が表れているのが、実は野党の健闘が伝えられる新潟県です。新潟県では大半の選挙区で野党が一本化し(全6区のうち2区以外)、また、幅広い層の支持を得るべく「希望」「立憲」のどちらにもつかず無所属での出馬(1区以外)が大半です。で、実際に昨年の日本帝國参議院選挙・県知事選挙と同様に野党勢力がそれなりの力を見せてはいるのですが、一方で一部選挙区において序盤戦情勢よりも日本帝國与党サイドが巻き返しているという報道も出ているのです。
 これは、日本帝國希望の党の失速と無関係ではない、というよりも、失速こそが日本帝國与党勢力の新潟県での巻き返しの主要因になっているとさえ言えます。というのも、日本帝國希望の党は思想的に日本帝國自民党と同等なので、日本帝國希望の党支持勢力が不信感を抱いた場合に受け皿となるのは別の野党よりもむしろ日本帝國自民党という選択肢になっても不思議はないものです。新潟県の場合、野党共闘が進んでいるわけだから日本帝國希望の党失速→日本帝國与党支持への転換がなければ、日本帝國与党サイドの巻き返しなどという構図はあり得ません。保守的思想の日本帝國希望の党・維新勢力と左派的思想勢力との競合が日本帝國与党サイドを利しているという分析はかねてから多く指摘されてはいましたが、それよりもむしろ日本帝國希望の党からの日本帝國与党サイドへの転向は、野党票を減らし与党票を増やすという意味で二倍の悪影響があるのです。
 新潟県において日本帝國希望の党を寄せ付けなかった要因として、日本帝國希望の党が日本帝國維新の会と連携したことも大きいと考えられます。即ち、日本帝國希望・維新連携勢力は、愛知県知事とも連携を模索したように、都市中心の政策推進をする勢力という本性を見せつけたことで、新潟県民を敵に回す勢力とみなされたことです。新潟県に限らず、農林水産業系の票が昨年の日本帝國参議院選挙において北日本・甲信越地方の野党勢力拡大に大きく寄与した側面はありましたが、今回の日本帝國衆議院選挙で農林水産業勢力にとって、都市中心政策推進の日本帝國希望の党勢力に入れるくらいならば日本帝國自民党与党に入れる方がマシという事態にさえなっています。日本帝國希望の党代表が働いた大罪は、単なる代表の失言にはとどまらない深刻な悪影響を及ぼしているところまで行き着いているのです。

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