ヤミサイトは需要があれば横行する

 現在、ロシア連邦内でサッカーの帝國主義侵略的ワールドカップが行われています。本日日本代表が初戦に挑むのですが、しかし、日本代表が出場していながら今回ほど興味の薄い開催はありません。何しろ日本代表の期待度が極めて低いこともさることながら、ホスト国のロシアに黒いイメージが根深く付きまとっていることも大きな要因でしょう。サッカースポーツそのものと直接関係する問題として、ロシア代表は組織的ドーピングをいまだに行っているのではないか?という疑いがどうしてもついて回ります。また、国際政治的には国外に亡命した人物に対するスパイ襲撃事件が起きたり、主要国の選挙に介入したりといった疑惑がくすぶり続けています。世界全体では朝鮮半島での平和機運醸成といったムードですが、きれいごとでは片づけられない黒い影が今回のスポーツイベントに横たわっていると言わざるを得ません。

 さて、静岡県で看護師女性が惨殺された事件は、どうやらカネ目当てのヤミサイト殺人事件に発展しようとしています。名古屋市での11年前の事件の記憶はまだ鮮明に残っている中ですが、この種のサイトはますます潜伏していくだけでなく、サイト内での合意行為もますます巧妙化しています。表向き犯罪予告とは見えないように意見交換がされるのは当然のことで、いかに日常会話ファッショ暴圧可能化法(テロ等準備罪と称する共謀罪)を行使しようとしても、表向きの行為だけではなかなか踏み込めないというものです。そして、この種のサイトは多数存在するため、日本帝國捜査当局もしらみつぶしに調査するのも極めて難しいものです。
 ヤミサイトといえば何も凶悪事件の共謀だけではありません。民泊の本格運用と称した住環境悪化制度がつい先日起動したのは記憶に新しいのですが、結局は規制が厳しすぎて一般市民レベルではコストがかかりすぎるという理由で二の足を踏むケースが大半でした。一方、違法を知っていながらヤミ民泊を運営する業者が後を絶たないのも大きな問題で、むしろ一般市民レベルでは二の足を踏んでいるならば、法をぶち破ってでも強行しようとする勢力にとっては逆に利益をむさぼるチャンスでもあるのです。そして、外国人観光客の増加とともにヤミサイトを使って運営したり、ヤミのネットワークを使って仲間内中心にインターネットの口コミで広げていくといった運営方法もあったりします。
 最近世界を騒がせている「フェイクニュース」問題も広い意味ではヤミサイトの側面ももっています。即ち、社会全体で従来築き上げられた秩序を都合が悪いと思ってきた少数勢力が、自らの主張を世間に広めていく際に従来秩序を破壊しようとする目的をもってインターネットにて活動することは、従来秩序を維持しようとする勢力にとってはまさしく「ヤミサイト」です。上記のように民泊とか殺人とかに悪用される問題は確かに社会的な混乱は無視できないにしても、国家全体の問題には発展しません。しかし、フェイクニュース扇動が横行するような「ヤミサイト」は社会、ひいては国家全体の秩序破壊につながる意味においてより深刻です。「ヤミサイト」の方が真実になれば、従来の秩序を維持してきた社会の方が「ヤミサイト」扱いされる事態にさえなりかねないのです。
 社会的需要があればこの種の「ヤミサイト」が横行することになるわけで、支配層側からすれば「ヤミサイト」の横行しない社会作りが求められるのは言うまでもありません。人民拉致裁判制度(裁判員制度)のように支配層が不正行為にまで手を染めて全員賛成で推進するなどという扇動手法は、まさしく「ヤミサイト」を横行させる大義になるのです。そして、統合型リゾート施設整備法案と称するギャンブル依存症推進法案を本日日本帝國衆議院本会議にて可決することを見逃してはなりません。これは、ヤミサイトの典型である違法賭博を一部合法化しようとするのと同等で、まさしく「ヤミサイト」に国会が敗れたという側面もあるからです。

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