朝鮮共和国内での日本人拘束をどう見るか

 本日は「山の日」という新しい休日です。しかし、その「山の日」にふさわしくないヘリコプター墜落事故が昨日群馬県で起きてしまう事態になりました。もともと「山の日」が8月のお盆時期に設定されるにあたって、8月12日を避けた理由も1985年のジャンボ機御巣鷹山墜落事故が一因になっています。今回のヘリコプター事故も急激な悪天候が要因になったともいわれるのですが、最近の地球環境悪化がこの種の急激な悪天候をもたらす原因でもあります。と同時に、今回のヘリコプターがつい最近、長野県で同様の墜落事故を起こした機種と同じだったことで、事故を起こしやすいタイプとみられるのも大きな懸念材料です。オスプレイの問題もそうですが、機体そのものというよりも人間の標準能力を超えた操縦能力が求められる意味での事故多発機種という観点も必要になってくるのでしょう。

 さて、皆様もご存じの通り、本日、日本人が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)内で拘束されていたことが判明して大きな騒動になりました。今月朝鮮共和国入りし明後日帰国予定だった男性ということで、軍事施設を無断で撮影したスパイ容疑がかけられています。この種のスパイ容疑といえば、中華人民共和国内での日本人に多くかけられている容疑であり、朝鮮共和国でも起きるべくして起きたという評価でよいところでしょう。この種の事態が起きたことで日本帝國主義体制政府として邦人保護の観点から当局との交渉をしているとの毎度のコメントも出されています。
 しかし、アメリカ合衆国帝國主義体制によるイラク共和国への侵略戦争が起きた際にイラクに渡航した日本人に対して強烈な非難扇動が起きたことを皆様も思い出したと思います。同盟国であるアメリカ帝國主義体制の意志に反する行動を日本人がとったといった思想がこんな非難扇動につながる一つの要因でもありました。ましてや、今回のケースはアメリカ帝國主義体制の意向に反するのみならず、日本帝國主義体制が勝手に敵対扇動を働いている朝鮮共和国に自らの意思で出向いた男性です。「拉致事件」云々の件も日本帝國主義体制にとって不利な形で絡んでくることは確実であり、日本帝國主義体制及び社会全体が本気でこの男性の救出を願おうなどと考えず、むしろ日本帝國主義社会の敵と突き放すような態度を働くのは目に見えます。
 朝鮮共和国もそんな日本帝國主義社会の特異な事情はよく知った上で戦略的な路線を進んでいます。この種のスパイ容疑の外国人拘束は朝鮮共和国のみならずアメリカ帝國主義体制を含めて世界各国で行われています。朝鮮共和国内といえば、朝鮮半島南部からの潜入者やアメリカ帝國主義体制籍人物が最近次々に拘束され、朝鮮共和国の裁判にて重罰を言い渡された後、政治交渉により解放されるといった出来事もよくありました。これらのケースと比較して日本帝國主義体制籍の人物にはあまりこの種の身柄拘束といった事態が起きなかったのは、日本帝國主義思想に反する行動をとった人物に対しては身柄救出世論が喚起されずむしろ突き放すような態度で接するような社会であるがゆえに、人質に取るだけの価値が薄いと朝鮮共和国がみなしてきた経緯もあるでしょう。そのような日本帝國主義社会の特異な条件をもってしても、今回は人質にとるだけの価値があるという時代背景が生じたとも受け取れます。
 そして、朝鮮共和国内でのこの種の事案で特徴的なのは、ウラで金銭的に解決するというよりも、政治絡みの思惑で動くケースも多いことです。朝鮮共和国内から拘束された人物が母国の反人権的政治・社会を非難するという会見も開かれたりしていて、人民拉致裁判制度(裁判員制度)廃止実現を主張する立場としてもこの日本人がどのような扱いを受けるかは大きな注目になります。というのも、現在の日本帝國主義社会の反人道的政治は究極のところまできていて、在朝日本人から日本には帰りたくないと述べても不思議ではないレベルになっているためです。まして、現在は8月で1945年の出来事について深く触れる時期的条件もあります。今後朝鮮共和国に渡航した日本人に同様の事態が降りかかるのかも含めて、ますます目が離せなくなるのは言うまでもありません。

 日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会として、2018年8月15日の73回目の祖国解放記念日に向けて「金日成同志万歳!!」と印刷したA3ポスターを全国で表に掲げる運動を展開します。「アベ政治を許さない」運動の日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会版として広めることにしたいと思います。日本語版のみならず朝鮮語(조선어)版「김일성동지만세!!」も用意しております。印刷は、日本語版及び조선어 버전にて。または、セブンイレブンのネットプリント(7-Eleven 넷 프린트)で番号(日本語版)、(조선어 버전)で8月15日まで。

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